6月29日(土)、第5回 CoderDojo 太宰府を開催しました。
朝から大雨にならないか心配な天候だったにもかかわらず、10人のニンジャ、2人の幼児、3人のメンターの参加でした。
今回は、低学年の参加者が多かったので、まず、私の方から、「x、y座標とは?」の発表をさせてもらいました。
スクラッチを初めると、まず乗り越えてほしい3つの壁があります。高学年になるとそんな高い壁でもないですし、やり続けていると直感的に覚えたりする子もいますが、低学年の子がスクラッチに触れて、まず?となることが多いように思う3つです。それは、
・x、y座標
・角度
・変数
です。他にも挙げると、繰り返しや、条件分岐、メッセージ送受信など色々と思いつきますが、それらよりも上の3つはなるべく丁寧に教えないと、スクラッチが嫌いになってしまいかねないなと感じていました。
スクラッチの「動き」の一番上のブロックは、「10歩動かす」となっていますが、なぜ1歩じゃないのと疑問を持つ子も多いですよね?意外にみんなちゃんと話を聞いてくれていたようでうれしかったです。ぜひ、デモで見てもらった「うさぎとかめのきょうそう」みたいに座標を上手く活用した作品作りにチャレンジしてみてください!
その後、ニンジャたちはいつものように、Scratch、Hour of Code、Viscuitに取り組んでいました。
今回、初参加のニンジャが、自分の隣でViscuitで作品作りに取り組んでいたニンジャを見て、「わたしもビスケットをやりたいけど、どうすればいい?」と聞いてきてくれました。
うれしかったですね~。こんな風にニンジャ同士で影響を受けあっているところを見ると、CoderDojoを開催してよかったと思います。子どもは本当にスポンジのように吸収が速いので、メンターからも様々なツールや作品などを紹介し、一つでも楽しみを見つけて、持ち帰ってもらえる場を提供できるよう頑張ります!
そして、最後に毎回恒例の、ニンジャたちから、取り組んだことや、作品の発表をしてもらいました。何度か参加しているニンジャは、発表も堂々としてきて、そんなところからも成長を感じさせてくれます。人前で物事を伝えるのって、大人でも難しいですけど、子どもってすごいですね!
横の動き(x座標の変化)と角度(振り返り)を上手に使った、スクラッチのかわいい作品もありました。
今回も開催場所は、おいしいお蕎麦、梅ヶ枝餅の老舗「やす武」様にご提供いただきました。子どもたちのために、いつも本当にありがとうございます!
やす武さんは、最近、傘のシェアリングサービスの「アイカサ」を導入されていました。福岡市内ではちょこちょこ見かけていましたが、太宰府天満宮の参道にもとてもマッチするサービスですね。ニーズや、便利さ、良いものにはいち早く反応し、すばやく取り入れる姿勢は見習いたいですし、子どもたちにも伝えていきたいなと感じました。
次回は、7月中の予定です。
日程が決まり次第、改めてご連絡します!
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