CoderDojo 太宰府 2020年ふりかえり(前半)

Advent Calendar

この記事は、CoderDojo Advent Calendar 2020の18日目の記事です。

CoderDojo 太宰府についてもっと知りたい、これからCoderDojoを開きたい、運営するのってどうなのという方向けに書いた(つもりの)記事(駄文)です。

2019年以前、CoderDojo 太宰府 設立前

CoderDojo 福岡に親娘で参加しました。
当時娘は、誕生日に渡したiPadは上手く使いこなせているものの、パソコンはまだ不慣れでした。
私は仕事でプログラムを一日中書くことも多く、その内、パソコンの使い方も教えてやらないとなと思っていましたが、一歩が踏み出せず。
親よりも他の大人の言うことを素直に聞く性格だと把握していたので、とてもいいチャンスだと思い連れて行ったように記憶しています。

何このコミュニティすごくいい!スクラッチ?すごい!面白い!
親娘で参加して大正解でした。絶対に次も参加しよう!もう興奮状態です。父親が。

私が魅力的だと感じた点は二つ。
まず、終盤に参加している子ども全員の発表の場があったこと。
へぇ、すごいなーという子がいたら、大人も子どもも、その子に対して、すごいねと言え、子どもも他の子や大人に対して自分ができることを自慢できる場なんてとてもいい。何より、人前で話す練習になる!

次に、面白い大人が集まっていたこと。
子ども達にプログラミングを教えたい、子どもの教育について興味があるなど参加の理由は様々でしょうが、ボランティアで、しかも貴重な休日を消化するなんて、頭おか、もとい、何てすばらしい精神の持ち主でしょう。
当時から、子どもには、なるべく様々な大人を見て、話しをして、自らの生き方や、考え方の視野を広げてほしいと思っていたので、こんな素敵な人たちに、無料で触れ合えるなんて。

それから、2、3度参加していると、当時、他のエンジニアコミュニティで顔見知りだった方が娘さんと参加されており、その方は、自分でも地元の北九州でCoderDojoを設立しようとしていると話されました。ほぉ。帰宅後、さらに詳しく設立について調べました。

2019年以前、CoderDojo 太宰府 設立

2018年11月23日、第3回 CoderDojo 北九州に参加しました。そこでチャンピオンの高橋さんに自分も地元でCoderDojoを設立しようと思っている。今、会場となるべく場所を探しているということを伝えました。
そこで急展開。興味をもってくれるだろう知り合いが太宰府いると。その場ですぐに連絡をしていただき、何と翌週12月1日にお会いしてくれるということになったのです。

そのお知り合いという方、太宰府名物の梅ヶ枝餅のお店の経営者で、非常に決断が早く、地元太宰府を愛しておられる方で、少し話すと、第一回開催の候補日をご提示くださいました。会場にも、とてもおしゃれなスタッフルームを貸していただけることとなりました。
年末年始の太宰府はとても忙しいので、第一回は翌年の2月2日に決定しました。
こうして、CoderDojoを始めるときに一番の問題となる、会場とWifiの二つを自ら苦労することなく手に入れることができたのでした。

ところで、CoderDojoの主催者のことをチャンピオンといいます。このチャンピオンはプログラムについて達人である必要はないです。開催するにあたり、子ども達に教える、または、一緒に考えたり、考え方をアドバイスするメンターは必要になりますが、チャンピオンにまず必要なのは、CoderDojoの国際的なルールを守り、メンター、子ども(子どものことをニンジャという)を集め、彼ら、彼女らが安心して学べる場を作ることです。
そのチャンピオンになるには、だいたい以下の手順が必要です。
CoderDojo Zenにアカウントを作成
・自身(主催者)と開催場所などの開催情報を入力して申請
数日後、承認のメールが届きます。
CoderDojo 太宰府に承認が届いた日は、2018年12月3日です。この日がCoderDojo 太宰府の誕生日です。

あと、申請する際に、CoderDojo 憲章日本語)について知ることになると思いますが、これは非常に大切なもので、私も今でも事あるごとに内容を確認しています。
より詳しいことはKataというサイトがあるので、興味がある方は、ぜひご確認ください。

開催日が決まり、CoderDojo 大宰府のチャンピオンは非常に張り切りました。太宰府天満宮に行き、写真撮影。SNSなどで参加を募ったり、教材や当日使うだろう機材などをいくつかかき集めたり、撮影した太宰府天満宮の写真を使い、宣伝のための画像も作りました。許可をいただこうと太宰府天満宮にメールで連絡したところ、見事お断りされました。ロゴも手書きでつくっていました。CoderDojo用のメールアドレスもいただいていましたが、承認のリンクにアクセスしないまま期限切れになってしまい、本部のCoderDojo Foundationへ、申し訳ありませんっと、英語でメールを作成しました。めちゃめちゃ親切ですぐに対応いただきました。「ところで、太宰府のロゴって素敵ね!」という言葉までいただきました。

このあまりにもひどいロゴは、数回の開催の後、メンターのプロのデザイナーの方に、とてもカッコよく作り替えていただきました。頼んでいませんでしたが、これ以上ないくらい素晴らしいロゴを作成いただき、誰よりもとても喜びました。今でもとても気に入っています。本当にありがとうございました。

思ったより長くなりましたので、後半につづきます。
後半はきっと2020年を振り返ります。

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