2月15日(土)、第13回 CoderDojo 太宰府を開催しました。
今回は記念すべき開催1周年ということで、通常のDojoの後にちょっとしたイベントを催しましたよ!
ニンジャ12名とメンターは私を含め3名。イベント時には、保護者の方にも手伝っていただき、楽しい時間を過ごすことができました。
ニンジャたちは、いつものように、Scratch(スクラッチ)、Viscuit(ビスケット)、micro:bit(マイクロビット)、LEGOのマインドストーム EV3などで作品作りに取り組んでいました。
木の温もりを感じるおしゃれな会場なので、リラックスして、集中できますね。いつも参加いただくメンター陣もとても頼りになり、ニンジャたちと一緒に考えてくれます。無報酬で自分たちの知識や技術を、子ども達に出し惜しみすることなく、一緒に楽しんでくれる素晴らしい仲間たちです。
低学年のニンジャで、一生懸命にキーボードで何かを入力している子がいました。何を打ち込んでいるのかなと、見てみると・・・
「地球は、46おくねんまえにできました」や、「ホモサピエンスの未来は、にんげんです」など、地球の歴史についての文章を入力していました。これらをScratchの拡張機能を使い、発話させるプログラムを組んでいました。科学館で聞いたことがあるナレーションのような音声が流れていましたよ。面白いですね!
ちびっこニンジャ二人が、お互いの作品を見せあって、Viscuitをやっている姿にもほのぼのさせてもらいました。自分が描いた絵が動くので、小さな子どもでも楽しくプログラミングを体験できます。絵を指でタッチすると、動き出す青虫がかわいかったです!
そして、今回の発表タイムは、時間を短くしたかったので、発表したい人だけとしましたが、4人が手を挙げてくれました。積極的に発表してくれるのは、とてもうれしいことです。
さて、ここからは一周年記念イベントの様子です。
まず、常連メンターさんの発案で、「マシュマロ・チャレンジ」をやりました。3名のニンジャと、メンターまたは保護者1名で1チームとし、4チームで対抗戦をしました。マシュマロ・チャレンジとは、20本のスパゲッティとヒモ、マスキングテープなどを材料に、マシュマロを上部に乗せた、自立したタワーを作るゲームです。
周りの様子をうかがいながら、チームで協力して、タワーを組み立てる。簡単なようで、なかなか難しい作業でしたが、みんな夢中になり、チームワークを発揮していました。今回の優勝チームは38cmとまずまずの結果を出していました。欲を出しすぎて、終了直前で倒れてしまったチーム、惜しかったですね。立っていればかなりの高さだったように思います。終了後、チームごとに振り返りの時間を設けましたが、チームで一つのことを行う楽しさ、難しさなど、何か感じてくれたかな?
最後に、Kahoot! というオンラインのサービスを使って、クイズ大会をしました。このKahoot! というサービス、自分でクイズを作ることができ、ブラウザまたはスマートフォンのアプリからクイズに参加することができます。今回利用して感じたのは、
・Kahoot! は子どもたちが盛り上がる鉄板ネタであること
・勉強会や講義の習得度を確かめるツールとしても使える
以上2点です。全国のCoderDojoのチャンピオンさん、メンターさんのみならず、勉強会などの主催者の方々にもとてもおすすめです!私は今後も、色々なシーンで使ってみようと思っています。
ちなみに、このツールは、Kids Code Clubさんら主宰の、「英語で学ぶコンピュータ・サイエンス」という大人気イベントで知りました。今年度も開催されるようなので、募集開始を楽しみに待ちましょう!
一年間何とか毎月開催し、めでたく一周年を迎えることができました。私自身、案外あっという間だったという感覚はなく、毎回試行錯誤しながらの開催でした。毎回反省点も多くあります。
しかし、CoderDojo に関わることで、数多くの出会いがあり、仲間ができ、学びがあります。それらがモチベーションとなり、もっと良くしたい、それには何をしたらいいのだろうかと、考える力が生まれてきます。
もちろん、身近で支えてくれる、メンターの方々のサポートの力は絶大です。色々と、発案してくれたり、助言してくれたり。また、近隣のCoderDojoの関係者の方々、特にCoderDojo 太宰府を立ち上げるきっかけを作っていただいた、CoderDojo 福岡、CoderDojo 北九州にはとても感謝しています。
みなさんの支えがあって、開催できることを忘れずに、これからも、メンター一同で、協力しながら、楽しいプログラミングの場を提供しつづけることができれば最高です。プログラミングや、コンピュータについて教えながら、子どもたちには、何かを学ぶことの楽しさ、深く知ることの喜び、協力したり、誰かのために何かをやることの充実感を伝えていけたらといいなと思います。このような学校外のボランティア活動に参加することで、普段出会えない別の校区の子とのコミュニケーションや、キラキラした大人達と会話を通じて、何かを始めたり、好きになったりするきっかけが一つでも多く生まれてくれれば本当に幸いです。
最後に、毎回快く会場を貸してくださる「やす武」さん、「太宰府館」の皆様にもお礼申し上げます。やす武さんの梅ヶ枝餅はもちろん絶品ですが、個人的には、店頭で販売されている黒豆が大好きです。甘いものがお好きな方は、是非ご賞味ください!
※次回開催について※
福岡県内でも、新型コロナウイルスの懸念が広がっております。3月中旬以降で、極力開催する方向で検討しておりますが、CoderDojo 太宰府でも、ニンジャ(お子さま)、メンター(ボランティア)の健康を考え開催・中止の判断を行いたいと思います。中止の場合は、試験的にオンラインでの開催を実施してみたいと考えています。
詳細は決まり次第、facebookまたはLINEでご連絡いたします。
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