第15回 CoderDojo 太宰府(オンライン)開催しました!

開催レポート

5月17日(日)、第15回 CoderDojo 太宰府を開催しました。
今回もZoomを使ったオンライン開催でした。
11人のニンジャと5人のメンターの参加でしたが、もうみんなオンライン開催にも慣れ切った感じで、最初から最後までほぼフォローの必要もなく、リモートワークをこなしていましたよ。

リモートでの開催に慣れ、何も問題がなくなってきたといっても、せっかくのオンライン開催なので、何か挑戦したり、試してみたりしたいところ。
今回は、テーマに沿ったプログラミングに取り組むという特別ルールを、メンターのマサトシさんの発案で設けてみましたよ!(強制ではなく、他にやりたいことがあれば、そちらを取り組んでもOKとしました)

今回のテーマは、「動物」、「家族」、「ウイルス」。これらの中から一つ以上を選んで、作品作りに取り組む。スクラッチでも、Viscuit(ビスケット)でも、Springin’(スプリンギン)でも、使用するプログラミング言語、ツールは何でもいいということを伝え作業スタート。さて、どんな作品ができるかなと、発表タイムが楽しみな気持ちで始まりましたよ!

さて、前回は、スクラッチのスプライトの描き方講座をやりましたが、今回は、スクラッチのバックパックの使い方講座をやってみました。
スプライトを自作するニンジャもちらほら増えてきたように思いますが、せっかく作ったスプライトを他のプロジェクトでも使いまわすことができるということを知らないニンジャもいるのかなと思っての、このテーマです。バックパックは、スプライトだけでなく、コードのブロックや、音、ステージの背景なども入れることができるので、とても便利ですし、直感的でとても簡単に覚えて使うことができる機能です。ぜひ活用してみてくださいね。

オンラインでは、教えるという行為がどうしても制限されてしまうということもあり、参加してくれるニンジャたちには、小さなことでも何か学んでもらえることがあったらうれしいなという思いから、オンライン開催中は、集中力が切れない5分程度の短めの講座を続けていきたいと思っています。
次回(こそ)は、コンピュータ・サイエンスに関連する内容をやってみようと思いますが、すぐに試せる内容の方が、楽しんで聞いてくれているようにも感じました。発表を見る限り、バックパックを使ってみてくれたニンジャも多かったようです!やってよかった!(すでに知ってたかな!?)

ニンジャもメンターも集中している間は、とても静かです。
何か話そうかな?でも邪魔になるかな?などと逡巡している間に作業時間終了。
さあ、発表タイムです!

まずは、くるくる回るアルファベットのI(アイ)を矢印キーでゴールまで移動させるゲーム。赤い線に当たるとアウト!練習モードまであって、よくできています!・・・あれ?テーマは?(笑)

続いて、サルがカミナリでゴーストとウイルスをやっつけるゲーム。遠近感のある背景にセンスを感じます!ちなみにウイルスは前日に私がバックパック説明用に自宅で描いたスプライト。使ってくれてありがとう!

うさぎのダンス。ダンスをしながら、「こんにちは」と言います。
同じようなブロックをひとまとめにできる、「○回くりかえす」ブロックを学びました!

メンターのナオコさんが描いたスプライトを使って、カレーライスを作るアニメーション。材料のイラストを見てひらめいたそうです。かわいいイラストを描くナオコさんの能力と、それを上手にプログラミングで料理する、このニンジャの能力。どちらも私にはみじんもない能力です!うらやましい!

作業途中の作品ですが、ニンジャからは「コウモリ」、「ウイルス」、「抗体」などのキーワードが飛び出し、用意された「お金」、「スピード」、「強さ」、「敵」の変数名からも、すごく興味がわく作品でした。抗体は100円(笑)。買います!

年長さんニンジャは、Viscuit(ビスケット)でかわいい作品。指で押すと、お母さんがダイヤモンドになったり、星になったり。今回は年長さんが二人参加していて、二人ともViscuitで作品を作っていました。キーボードやマウスがまだ得意でない子にも、タブレットやスマホのアプリでは、指で絵が描けるので、Viscuitはとてもおすすめです。

「騒音注意です。」から始まった、ねこの合唱団?の発表。それぞれのネコは違った音を出し続けます。複製したから簡単だったよと言っていましたが、音を出すタイミングを変えることで、面白い作品になりそうですね!

こちらもネコをキーボードで動かして、ゴールを目指すゲーム。壁にあたるとウイルスに感染してしまいます。嫌ですね(笑)。現実世界でも、まだまだあちこちに触れず、時間をかけて手洗いをしっかりやりましょう!ステージがいくつか用意されてあり、最終的なゴールが会社というのが面白いなと思いましたよ。

こちらは、定番のピンポンゲームのピンポンをウイルスに、パドルをマスクに置き換えた作品。面白いアイディアですね。人に移してしまわないよう、マスクの着用は大切ですね。こちらの作品は、スクラッチのカードを見ながら作ったとのことです。皆さんもこちらのカードからチャレンジしてみては?他にも色々と用意されていて、とても良い教材です。

最後のニンジャは、バラバラの動きをするウイルスを避け、薬を取りに行くゲーム。直線の軌道で動いたり、円軌道で動いたり、ウイルスの動きに工夫がされていました。スプライトを規則的または不規則的に動かす方法は色々あるので、調べて、プログラムを作ってみると面白いですよね。円軌道を学ぶことで、普段あまり使わない(ですよね?)sinやcosを学ぶこともできますね。

そして、最後にメンターからも作品の発表がありました。今回は、メンターのサカイさんが作った、音声認識をして、翻訳する作品が面白かったですね。インプットとアウトプットの言語が選べます。例として、英語で「Hello(ハロー)」というと、フランス語で「Bonjour(ボンジュール)」と返答がありました。前回も紹介しましたが、スクラッチの拡張機能や、スクラッチから派生してできた機械学習などのAIを試すことができるツールなど面白いサービスがたくさんあるので、興味がある方は、CoderDojoに参加して聞いてみてくださいね!

いかがでしたでしょうか?
数回の参加で、ニンジャ(子ども)達は、あっさりオンライン道場のコツをつかみ、短時間での作品作りに発表にと楽しんでくれているように思います。
メンター(大人)の方も同じで、何度かの開催を経て、こうしたらいい、ああしたらいい、こうしてみよう、ああしてみようと楽しんで試行錯誤を繰り返しています。
今回のウイルス禍、怪我の功名というべきか、世界中で快適なリモートワークの環境づくりが進んでいます。もちろん全てがリモートで出来るようになるというわけではなく、リモートワークの方が優れているというわけでもありません。

ただ、人々にとってよりよい暮らし、快適で心豊かに過ごすための知恵と、テクノロジーが駆け足で発展している現状を、少しでも肌で感じてもらえればと思っています。オンライン道場に参加してみると、あまりいい体験ではないなとか、少しずつよくなってきたぞとか、こっちの方がいいとか、色々と感じることがあると思います。そして、それらの体験は、きっと将来役に立つこともあるように思いますので、まだ参加してみたことがない方、ちょっとでも興味がある方は、ぜひお気軽に参加してみてくださいね!

CoderDojo 福岡、博多、太宰府でなるべく重複しないようにオンライン道場を開催していく予定です。
FacebookLINEで開催を通知しますので、ぜひフォローまたは友達登録をお願いします。
connpassのアカウントをお持ちの方は、グループに参加していただくと便利です。
CoderDojo 太宰府: https://coderdojo-dazaifu.connpass.com/
CoderDojo 福岡: https://coderdojo-fukuoka.connpass.com/
CoderDojo 博多: https://coderdojo-hakata.connpass.com/

久留米も楽しそうですよ~。私も次回久しぶりに参加しようかな!
CoderDojo 久留米:https://coderdojo-kurume.connpass.com/

【告知】
大好評のCoderDojo 福岡・太宰府 Minecraft Day、通称、マイクラ・デイですが、全国に飛び火し、何と、広島県、島根県、沖縄県のCoderDojoとの合同イベント開催に誘っていただきました!

『CoderDojo紙屋町・津和野・福岡・太宰府・名護合同マイクラ祭り【増え鬼ごっこ編】』

\集まれ全国のニンジャたち/ということで、全国から参加者を集い、みんなでマイクラの中で・・・なんと・・・
「鬼ごっこ」やっちゃいます!
これは絶対楽しい😆

日程は、5月30日(土)13:30~16:00の予定です。
ぞくぞくと参加者が増えていっています。この機会に世界中のニンジャと鬼ごっこで交流しましょう!

申し込みは、コチラから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました