8月1日(土)、第17回 CoderDojo 太宰府を開催しました。
今回は、久しぶりに会場を借りての開催が実現できました!
オンラインはCoderDojo 博多と共催で行い、ニンジャ9名、メンター&見学は8名の参加でした。
やっぱり会場開催はいいですね~!
子どもや保護者の方々、そしてメンターさんたちと直接会って会話ができる有難みを改めて感じました。もう、うれしすぎて、会場の様子の写真撮影をすっかり忘れていましたよ(涙)
そして、CoderDojo 光のメンターのえっちゃんにもご参加いただいたり、静岡県から参加のニンジャがいたりと、オンラインならではの全国各地の方々との交流も楽しめましたよ。
スクラッチやViscuit(ビスケット)、micro:bitなどを使い、今回も約2時間、作品作りに没頭している様子がうかがえました。
また、途中でメンターのマイコさんが、VIVISTOP HAKATAでちょうど開催されていた「VRをつくってみよう~BLOCK VROCKであそぼう~」の様子をZoom越しに紹介してくださいました!
スクラッチのようなブロックを使って、AR(拡張現実。現実世界上に、実は存在しない新しいものを追加する)や、VR(仮想現実。現実世界とは異なる現実世界そのものを作り出す)を簡単に体験できるそうです。今や子どものプログラミングでも取り扱う対象が仮想世界にまで広がっているんですね。これらのテクノロジーを使ったこれからの世界や未来が、子ども達にはどのように見えているんだろうと、本当に興味深いです。
このイベントを紹介してくださったマイコさんもすごく興奮されていたように見えました(笑)が、子どもたちに負けず劣らず、楽しい未来をリードする大人がCoderDojoのメンターにはたくさんいます。そんな素敵な人たちと出会えるのもCoderDojoの魅力の一つですね!
VIVISTOP HAKATAでは、定期的におもしろいイベントが開催されていますよ。小学4年生以上で、会員登録(無料)さえすれば、だれでも使用できる楽しい場所です。先日もCoderDojo 太宰府を含むいくつかのCoderDojoとコラボで、イベントを行いました。その様子の記事も書いていますので、興味ある方は是非ご一読ください!
VIVISTOP HAKATAと共催! マイクロビットであそぼう~しゃくとり虫レース~
さて、発表タイム。ニンジャたちが積極的に話してくれるので、毎回とても楽しい時間になります。そして、全部紹介したいくらい、おもしろい作品ばかりです。
前回スクラッチで迷路を作成していたニンジャは、さらにステージを加えたり、抜け出せなくなるなどの工夫をしたことをとても楽しそうに話してくれました。発表したいことが多すぎて、止まりそうになかったので、隣にいたお父さんがZoomのマイクをミュートにして強制終了させたのには、みんな大笑いでしたね!
スクラッチで漫才のようなアニメーションを作ったニンジャもいました。
こちらは、Viscuit(ビスケット)で作った作品。Viscuitは、自分で書いた絵に色々な動きをつけることができます。
こちらは、黒い線に触れないように物体を動かすゲーム。動かす物体が、物体の外側を中心に360度回転し続けるので、なかなか難しそう。面白い工夫が凝らされている作品でした。
CoderDojo 紙屋町の教材の「入門テキスト」を使って、初めてスクラッチに挑戦するニンジャもいました。このテキストはとても人気があります。CoderDojo 紙屋町さん、いつもありがとうございます!
そして、写真からはわかりづらいですが、この作品は、スクラッチの拡張機能の「翻訳」を使った作品。入力された日本語を英語に翻訳します。
こちらは対話型のインターフェースを実現した作品です。このニンジャも拡張機能の「ビデオモーションセンサー」に挑戦しようとしています。どんな作品になるのか楽しみですね!
会場の太宰府館では、micro:bitを使った工作をしているニンジャもいました。このしゃくとり虫の工作材料は毎回会場に準備しますので、やってみたいというニンジャは申込時に予約してくださいね!前述した、VIVISTOP HAKATAでは、タイムをはかってもらうこともできますよ!
最後に、CoderDojo 福岡のチャンピオンの高丘さんより、スクラッチのクラウド変数を使ったマルチプレイの仕組みの説明がありました。変数の値に数字しか使用できないなど制約はいくつかあるみたいですが、上手く利用すれば作品の幅が広がりそうですね!
スクラッチの色々な機能を知って、試してみようというニンジャが増えているように感じます。自分で試してみるのはとても素晴らしいことだと思います。
プログラミングのやり方や、アルゴリズムなどを学ぶことはもちろん大切ですが、このツールには、こんな機能があるから、こんなことができるねとか、こんなことをプログラムしたいからこのツールを使ってみようと、コンピュータやテクノロジーを上手く、そして楽しく活用できるようになって欲しいです!
ここでちょっと宣伝ですが、コンピュータのことをもっと知りたいという子どもたちに、とてもおすすめのイベントがあります。
英語で学ぶコンピュータ・サイエンス Vol.3
第3回「How the Internet works Part2:インターネットって何だろう?Part2」
8/23(日)9:30~11:30
CoderDojo 福岡のメンターのマイコさんが代表のKids Code Clubや、シアトルのAmazonやGoogleなどのエンジニアが参加するSeattle IT Japanese Professionals(SIJP)、そしていくつかの大学などの共催で行われるオンラインイベントです。何と無料で参加できます!
事前の宿題や、当日は日本語のスタッフの説明もありますので、英語がわからなくてもご心配なく。ゲームなどみんなが楽しめる工夫もたくさんされています。
世界中から参加する子ども達や、世界中で活躍するエンジニアの大人達と触れ合えるというのが一番のおすすめポイントです。
詳細や、申し込み方法はこちらをご確認ください。
次回、CoderDojo 太宰府は、8月下旬以降に、今回と同じく会場での開催を予定しています。また、人数制限を設けたり、マスク着用など色々と細かな制約事項はあると思いますが、CoderDojo 太宰府にあるパソコンや、micro:bit、その他のたくさんの教材を活かすためにも会場開催ができたらいいなと思っています。
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