タイトルが長い(笑)。5月30日(土)、北は広島、南は沖縄まで、何と5つのCoderDojoが合同で、マイクラ祭りを開催しましたよ!もはやオンライン版でかドージョー!
みなさん、こんにちは。CoderDojo 太宰府の三木です。
子ども達の長い長い春休みも、やっと終わりが見えてきましたね。我が家や、近所の子ども達を見ていても、友達と会える、遊べる喜びを全力で表現しようとしているのか、連日くたくたになり、日焼けで真っ赤になるまで、遊びまくっているようです。「まだまだ油断はいかんよ」と諭してはいますが、心の中では、よかったねと思わずにいられません。
さて、今年は、あっという間に春が通り過ぎ、暑い夏が近づいてきていますね。夏といえば、そう、「祭り」ですね。ですが、今年は、各地で夏祭りは中止になっているという状況。
そこで、広島県、紙屋町のチャンピオンである、竹口さんがCoderDojoでお祭りをやってやろうと思い立ち、今回の企画が立案されたそうです。「よっ、お祭り男!」って感じですね。
CoderDojo 福岡と太宰府では、マイクラ・デイをオンライン開催した実績があったため、合同でやらないかということで、お声がけいただきました。こんな貴重な機会をつくっていただき、断る理由がないですね!
CoderDojo 福岡・太宰府のマイクラ・デイの第1回、第2回のレポートを読んでもらえればわかると思いますが(あ、わからないかも(笑))、Minecraft(マインクラフト)、通称マイクラというゲームは、ただのゲームではありません。ユーザーにものすごく自由度があり、多種多様なものを創作して遊べるように設計されたゲームです。コンピュータ・サイエンスでも学ぶ、論理回路を利用して建築をしたり、様々なアイテムを見つけ出し、それらを加工したり、組み合わせることで、建築やサバイバルをするための材料にしたり。その醍醐味は挙げればきりがないほど、奥の深いゲームです。世界中で教育用のコンテンツとして利用されている事例も枚挙に暇がないように思います。
※人によってはただのゲームです。要は利用の仕方ですので、気になる方は、CoderDojo 福岡・太宰府のマイクラ・デイに参加してみてね!
そして、今回の企画、何とそのマイクラで「鬼ごっこ」をやろうというもの。はじめにお声がけいただいた時点では、そんなこともできるの?というのが正直な感想で、どんな感じになるのかイメージが上手くできませんでした。この鬼ごっこというネタは、島根県、津和野のチャンピオンである中川さんが、甥っ子さんだか、姪っ子さんだかから仕入れてきたネタだそうです。
そうですね。子どもは、やりたいことを見つけ、一生懸命やるのが仕事。大人は、子ども達がやりたいことをやれる安全な場所(環境)を準備して、その環境をどのように利用するのか眺めて感心する(そして、自分の頭の固さや、子どもの想像力に打ちのめされる)のが仕事ですよね?
祭り、そして、鬼ごっこ。最高の企画です👏パチパチ
開催の1週間前くらいに5人程で、一通りの流れを確認し、実際に鬼ごっこをやってみて、これで事前準備も万端だな、後は当日を待つばかりと楽しみな気持ちだけで、この1週間を過ごしていました。
※後で知りましたが、紙屋町や、津和野の方々は、環境の構築にしっかり時間をかけ、入念に準備をして1週間を過ごされていたようです。あぁ楽しみだ~と浮かれて過ごしていたのは、おそらく私だけです!(モウシワケナイ💦)
当日。事前の接続確認などもあるため、早めに受付を開始しました。ただ、参加ニンジャたちは、チャットツールのZoomにも、マイクラにも慣れた子が多く、すぐに確認を済ませ、時間を持て余し、手持ち無沙汰な子も多かったようです。
そして、開催の挨拶や、各チャンピンの挨拶、ルール説明などは滞りなく終わり、いよいよ鬼ごっこの始まりです。
そして、ここからは、ちょっとの間、大人達のドタバタ劇が始まりました。
何とサーバーがダウン!30人超えのユーザーに耐えきれなかった模様。はじめはサーバーの性能の問題かと思われましたが、性能を上げて、起動し直した後も、上手くいかず、試行錯誤が続きました。バックヤードでは、関係者全員が色々なアイディアを出しつつ、予備のサーバーを準備したり、懸命に奔走しており、Zoom上では、子ども達が「YouTuber始めます!」とか、「Unityはじめました!」とかアピールタイムが始まったり、別の意味で盛り上がった時間だったように思います!
そういえば、自分のマイクラ・サーバーを紹介していたニンジャもいましたね。すごい!
初めてやることに、トラブルはつきものです。どれだけ準備しても、起こるときは起こります。諦めずに環境を作り上げたテクニカルチームと、少しだけ長かった待ち時間を耐えてくれたニンジャたち、双方に拍手ですね👏パチパチ
結果的に3つのサーバーに分け、鬼ごっこを実施することができましたよ!
そして、どのサーバーも数回ずつ鬼ごっこをやり、とても楽しそうでした!
はじめはあっという間に鬼がみんなを捕まえていたように思いますが、数回やるとコツをつかんだのか、逃走者が勝利することもあったようですね!
後ほど、逃げるために作った仕掛けを見て回ると、短時間で作り上げたとはとても思えないほど手の込んだものから、面白いアイディアがキラリと光るものなど、ユニークな建築物があちこちに見られました。
鬼ごっこ開始前に、ニンジャやメンターさんたちとの会話で、「みんなでサバイバルモードしたい」だとか、「誰が一番にダイヤモンドを見つけるか」だとか、「見つけたアイテムを持ち寄って、PVPしたい」とか、色々なやりたいことが出てましたね。ニンジャたちからも、ぜひ各Dojoのメンターさんに、こんなことをやりたいと伝えてみてください。企画として練り上げて、プレゼンしてくれると、なおいいですね。個人的には、どこでも、誰もやっていない新しい遊びがやってみたいな~!
最後に、参加者からの感想が聞けなかったのがちょっぴり心残りですが、最後まで退出せずに残ってくれたニンジャがチャットに「お疲れさまでした!」ってメッセージをくれたり、「九州弁を久々にきけて凄く懐かしかった。またイベントやってほしい」とコメントくれたり、とてもうれしい反響もあったようです。
今回は、貴重な機会をご一緒させていただけて、とても勉強になりましたし、CoderDojo 太宰府の今後にも活かしていけそうな知見や発見を得ることもできました。
特に開催後の懇親会という名の大反省会(という名の飲み会)で、各Dojoのチャンピオン、メンターの方々とお話しできたのは大変有意義でした。
本当にありがとうございました!
また近いうちに楽しいこと、面白いことを一緒にやりましょう!
【ちょっとだけ宣伝♡】
英語で学ぶコンピュータ・サイエンス(CS in English)Vol.3
第2回「How the Internet works:インターネットって何だろう?」
6月14日(日)9:30~11:00(日本時間)
CoderDojo 福岡のメンターのマイコさんが主宰の Kids Code Club から、小中高校生の子ども向けイベントです。オンラインでコンピュータ・サイエンスを「楽しみながら」学べます。
第1回目に参加してなくても、英語が全く分からなくても、全然全然大丈夫!とってもおすすめです✨
USの現役エンジニアが先生なのですが、とても分かりやすく、優しく教えてくれます。学ぶ=楽しいという素敵な体験になるはず💕
各地で学校が始まりましたが、オンラインで学ぶ体験、まだな方も絶対しておいた方がいいですよ!
お父さんお母さんも一緒に隣で静かに参加しましょ~
参加費はなんと無料!
Kids Code Clubの「プログラミング・レシピ」もおすすめです!
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